
花活け教室
「はなのみち」
花活け教室「はなのみち」は今季で10季目を迎えます。赤坂氷川神社という歴史ある社叢での1年間のお稽古を通じて、多様な生態系を持つ日本列島という風土やその風土によって育まれてきた身体性や心を見つめ直していきます。四季折々の草花に触れ、活けることで、めぐる季節の豊穣と儚さを感知できる喜びをそれぞれの身体や感受性で受け止める場になればと願っています。
日本列島は四つのプレートの狭間に浮かぶ多島海列島です。「生物多様性ホットスポット」にも指定されています。豊かな風土で暮らしていることと自然災害の多い風土で生きるということは不即不離。自然を愛で、畏れ敬うことの表れとしてのお祭りやお節供、行事がローカル色も豊かに無数に存在します。主に都市が発展する中で工夫されたお節供やお月見などの行事は最も小さな単位でできるお祓いであり、都市にいながら季節の巡りを愛でるお祝いです。めでたきことの再来を願うことでもあります。
花を活けるという振る舞いも、風土から生まれたものです。季節の巡りや自然との融和共存を願い、同時に心身に新たな風を吹き込み、心のくすみやイガイガを取り去る「生の術」とも言えるものです。ともすれば不安に陥り、それに呑まれてしまいそうになる社会から脱却できる時間を必要と感じている方は多いかもしれません。ことに日本列島は生命力に溢れた豊かな美しい風土を持っています。植物というピュアで美しいものに触れ、心身で花や季節を感じたい方でしたらどなたでも楽しんでいただけると思います。
赤坂氷川神社という都心の杜で1年間の稽古を通じ、季節やうつろう時を素直に感受し、植物の息吹をその身に通わせてみましょう。
講師 塚田有一
第十季 開講期間
令和8年4月~令和9年3月の毎月1回(全12回)
*参加者募集は締め切りました
開講時間
19:00~20:30 各回ともに
場 所
赤坂氷川神社社務所
受講料
79,200円(税込、6,600円×12回分、花材・お茶・菓子代を含む)
定 員
15名
持参品
花ばさみ、タオル、持ち帰り用袋
第十季 年間カリキュラム
- 第1回4月2日(木)満月【さくら】
正式参拝の後、花のデモンストレーションと講義 - 第2回5月7日(木)【あやめ】
花活け稽古 - 第3回6月4日(木)【しろ】
花を束ねる稽古 - 第4回7月3日(金)小暑【ささたけ】
めぐり花稽古 - 第5回8月7日(金)【ぼん】
ゲスト講師を招いての講義、ワークショップ - 第6回9月8日(火)【きく】
花活け稽古 - 第7回10月8日(木)寒露【つき】
めぐり花稽古 - 第8回11月5日(木)【もみじ】
花活け稽古 - 第9回12月11日(金)【ふゆ】
冬至飾りづくり - 第10回1月12日(火)【あらたま】
正式参拝の後、花活け稽古 - 第11回2月4日(木)立春【はる】
ゲスト講師を招いてのワークショップ - 第12回3月2日(火)【ひな】
めぐり花稽古
*花活け稽古…お一人ずつ花器に活けていただきます。
めぐり花…連句のように花材を順番に活け、グループあるいは二人1組などでみなさんと共作します。
その他、年に2回、他ジャンルの芸能者、研究者による講義やワークショップを予定しています。
*お稽古の内容は変更する場合がございます。
ゲストとしてこれまでお出ましいただいた方々(敬称略)
稲葉俊郎 医師
奥津健太郎 能楽師 狂言方
玉川奈々福 浪曲師
竹倉史人 宗教人類学者
東雅夫 アンソロジスト
藤本靖 ボディーワーカー
宮下覚栓 山伏(法螺師)
安田登 能楽師ワキ方
講師紹介
講師 塚田有一 ガーデンプランナー/フラワーアーティスト/グリーンディレクター
立教大学経営学部卒業。草月流家元アトリエ、株式会社イデーFLOWERS@IDEEを経て独立。
作庭から花活け、オフィスのgreeningなど主に植物による空間編集を手がける。
赤坂氷川神社「はなのみち」、「花の座伝芭」、花の連句「めぐり花」など、旧暦や風土に根ざした植物と人の紐帯をたぐる様々なワークショップも展開している。
塚田有一氏のホームページ 「温室」
>> onshitsu.jp

写真/shinichi tsukada
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